相続問題
相続問題で最も重要なことは、
遺族の争いが起きないよう、事前に対策を取っておくことです。
「転ばぬ先の杖」として、確実な準備をしておきましょう。
よくある相談内容
- 被相続人が多くて、まとめるのが大変。
- 相続手続き中に、被相続人の一人が亡くなって案件が複雑化した。
- 相続が発生したが、何から手を付けて良いのか分からない。
- 遺産分割協議書の作り方が分からない。
- 再婚前の妻子がおり、どうやって話をまとめて良いのか分からない。
- 相続の分配について、揉めている。
- 自分が元気なうちに、しっかりと法的な書類を作って相続に関する意思を残しておきたい。
弁護士に依頼するメリット
相続に関する正式な書類作成は、複雑で手間がかかります。
弁護士に依頼することで、
後で遺族が揉めない確実な対策を事前に取っておくことができます。
相続発生前の手続き
生前は仲良くやっていた兄弟姉妹なのに、遺産を巡って争ってしまうことは珍しくありません。
こういった悲しい状況が起きないようにするためにも、遺言書を作成し、ご自身の意思を明確に示しておくようにしましょう。
遺言書を残すことは、争いを避けるだけでなく、ご遺族の相続に関する負担が軽減されます。
以下に当てはまる方は、遺言書の作成をお勧めいたします。
- 遺族が相続関係で争うのは避けたい。
- 会社を経営しており、事業継承についての自分の意思を残しておきたい。
- 相続権のない人にも遺産を渡したい。
- 特定の人に多く相続させたい。
相続発生後の手続き
相続が発生したら、遺産相続の手続きを進めていくことになります。
具体的には、遺言書の確認、相続人の確定、遺産分割協議とそれに伴う書類(遺産分割協議書)の作成、準確定申告、遺産の確認と財産目録の作成などがあり、
これらを全て10ヶ月以内に実施しなければなりません。故人が亡くなられて大変な時期に、さらに多くの負担がのしかかることになるのです。
万が一、遺言書が残されておらず、被相続人の間で話し合いが紛糾した際には、是非弁護士にご相談頂ければと思います。
以下に当てはまる方は、弁護士へのご相談をお勧めいたします。
- 遺言書がなく、被相続人の間で揉めている。
- 自分の相続分に納得がいかない。
- 親の介護や医療費の負担などをしてきた分を、相続に反映させて欲しい。
- 他の被相続人が生前贈与を受けていた。
- 遺産分割協議書の作り方が分からない。専門家に任せたい。
- 会ったこともない人が被相続人として名乗りを上げている。
- 遺産が現金でなく不動産のため、上手く分けられない。