債務整理で弁護士を雇うメリット!傷は浅い内に!!

こんにちは、八王子にてお客様のお悩みを解決するひだまり法律事務所です。 今回は債務整理とは何か、また、債務整理で弁護士を雇うメリットについてご紹介したいと思います。

債務整理とは


債務整理とは、借金の支払い額を減らしたり、支払い期間に猶予を持たせたりが出来ないか考え、実践することです。つまり、借金のある生活から大きく解放される手続きです。

債務整理の種類と内容


債務整理には、主に三つの方法があります。 任意整理と自己破産、そして民事再生です。
任意整理とは、債権者との話し合いによって、債務額を決め直し、計画にもとづいて返済をしていくことです。
自己破産とは、支払いが不能になったことを裁判所に破産申請し、認めてもらうことで、借金を全額免除してもらうことです。
民事再生とは、借金の額を3割程度まで減らし、およそ3年間かけて返済をしていくことです

債務整理のメリット


債務整理をする上で、弁護士が介入することで、借金を負った人にとってメリットが大きく分けて3つあります。

1、受任通知が出せる

弁護士が介入することにより、受任通知を債権者に出すことができます。すると、債権者は本人に対応してはいけない決まりがそこにできます。

お金を借りた人によっては、債権者の方と借金の利息や返済期間などについて話し合いの場を設けるにしても、話すのが苦手な方もいます。そうした時に、我々弁護士が代わりに債権者と話し合いをさせていただくのです。

それ以降は弁護士と債権者とでの話し合いになります。そのため、借りた本人は安心して月々の返済状況などを振り返るための精神的余裕が生まれます。

2、利息を止められる

弁護士が介入することにより、利息カットで返済の合意をすることができます。これにより、経済的に借金をした側が楽になるメリットがあります。

時として、利息だけしか元本が減らない状態の人がいます。いくら払っても、利息だけしか払えないのであれば、ずっと払い続けるのと変わりません。

また、借り入れの額がふくらんでくると、利息だけの返済に追われて、解決の糸口が見つからなくなります。利息の程度は問題解決の糸口です。

そもそも弁護士に相談した時点で、債権者はお金を借りた側に取り立てをすることができなくなります。これを活かし、今以上状況が悪化しない手立てを打って、それからしっかりと債務処理についての計画を立てていきましょう。

デメリットとしては、弁護士が介入したことにより、お金を借りた人はそこから5〜7年ほどは新しいクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることができません。

3、履行テストが行える

弁護士が介入することにより、履行テストという形で一年ほど、弁護士側が返済作業を代わりに行ってくれます。

やはり借金の支払いも場合によっては、債権者に対して直接、毎月の返済支払いをしなくてはいけないことがあります。大抵、これは大きなストレスとなります。 そうした時に履行テストという形で弁護士事務所が返済作業を手伝うのです。

借金をした本人は弁護士事務所の口座に返済金を振り込みます。そして弁護士事務所がその返済金を債権者に返済します。こちらはもちろん収入が安定していないと合意されない行為です。しかし、この代行により、借金をした本人が債権者側とのやり取りにおけるストレスを大幅に減らすことができます。


破産申請のメリット


借金は本人の収入と負債の額を比較したときに、到底返済できない場合があります。そうした場合は破産申請をするのがお勧めです。一方で、安定した収入があっても、返済の見通しが立たない場合は破産申請をした方が良い場合もあります。

なぜなら、昨今では新型ウイルスの影響により、残業代が見込めない、収入が見込めないという方も増えてきたためです。

破産申請からの自己破産は、支払いが不能になったことを裁判所に認めてもらい、借金を全額免除してもらうことです。

メリットとしては、借金の返済を全て免除されます。 デメリットとしては、一定額以上の財産は処分されます。

しかし、再建できるかもしれないチャンスも見込めないまま、ずるずるとマイナスに持っていかれるくらいなら、自ら処分してしまうのも一つの手段です。


民事再生のメリット


借金の額を3割程度まで減らし、およそ3年間かけて返済をしていくことを民事再生と言います。しかし、大きなメリットは借金の額が大幅に減額される一方で、自分の財産を処分されることが無い点です。

新型ウイルス窩となった今、もしかするとバブルがはじけた時と同様か、それ以上に深刻な状況と言えます。事業者もビルの家賃を支払うことさえままならないことがあります。そのために家賃助成をしても、なかなか申請が通らないと言ったこともある状況です。

まずはそういった申請を通すお手伝いもこちらですることで、最悪の事態を回避した上で復興も可能となるのが民事再生です。


最後に


どの債務処理が良いかは、依頼者の借入状況や、毎月の収入などを考慮して一緒にベストな解決方法を考えていきましょう。

債務整理、いわゆる借金の整理はそう難しいものではありません。 一人でなんとかしよう、誰かに借りて済ませようとせず、すぐ弁護士にご相談いただければ傷口が浅くて済みます。 何より、傷口が浅いうちにご相談いただければ再建もしやすいです。

ひだまり法律事務所は“依頼者のお話をしっかり聞くこと”を大切にしています。 依頼者は何か問題に巻き込まれ、心に不安を抱えて相談にいらっしゃいます。 私たちは単に法律の手続きをするだけでなく、皆様の不安を取り除き、安心をお届けすることも私たちの重要な役目と考えています。 当初のアットホームな空間で、まずはお悩みをお聞かせください。
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